2015/07/16

マイティ・ソー(Thor)





マーベル・シネマティック・ユニバース三作目。
今回はアスガルドの王子ソーが主役です。


簡単に言えば、悪戯してパパに怒られた子供が家を追い出されて、そこらへんを彷徨った末に反省し、パパに許してもらって家に帰る話です。
本来ならこれだけだったんですが、コンプレックスの塊の弟のせいでちょっとだけ話が面倒くさくなります。


一国の王子とはいえ、自分勝手でナルシストなソー。

アイアンマンやん。

自分の力を過信して、周りも顧みず敵に戦争を仕掛けます。

アイアンマンやん。

このアイアンマン神バージョンの初登場が、車に轢かれて地面に寝っ転がっているって・・・・。
全然格好良くない!!!!
「そんなもので俺を殺せるとおもうなワハハハh」
最後まで言い切れずスタンガンで気絶させられちゃうし。

そんなソーが、自分の身勝手さを猛省して、どんどん格好良くなっていくんですよ。
自分では一人前だと思っていたけれど、実はまだまだ子供で、学ばなくてはいけないことがたくさんあることに気づくのです。

そして、家の中からこっそり子供を見ていたパパは、「あ、反省したな」とわかり、取り上げたおもちゃをこっそり返してくれます。

ハンマーを奪還したソーは、弟のロキの野望を止めるために、国に戻ります。

「必ず帰ってくるから」とジェーンに言うソー。
どう考えたってフラグやろ。
帰ってくるって言って帰ってくるのなんて『インターステラー』くらいだわ。

ここがクライマックスではあるのですが、ハンマーさえあればソーは無敵なので難なく試合終了。

ですが、一時の危機は防いだものの、あの兄弟の確執はまだまだ終わらないのでした。

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